かこ

バービーのかこのネタバレレビュー・内容・結末

バービー(2023年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます


🖋️【完璧な必要がある?】

ワーナー・ブラザース映画さんからのご招待で、
一足早く『バービー』ジャパンプレミアに参戦してきました🩷

上映前に登壇者ありのイベント。登壇者は、
グレタ・ガーウィグ監督(大ファンです‼︎)
デイビッド・ヘイマン プロデューサー
日本版バービーでバービーの吹き替えを務めた高畑充希さん。

グレタ監督作品の大ファンの私、
生きてるうちにこの目で見れて感動‼︎‼︎
こんな貴重な場所に居られたことに感謝です。

高畑充希さんもおっしゃっていましたが、
皆さんが思っている内容とは違うと思います。
可愛さに隠れてしまいそうだけど、
メッセージ性あり、攻めてました❤️‍🔥

バービーランドでは誰もがバービーで、誰もがケン。
色々なバービーとケンが登場します!
バービーにとっては、いつもでもご機嫌、みんなバービーが大好きで完璧な自分で居られる場所。

そんなある日、完璧だったバービーに異変がおきた。
何故こんな不完全な自分になってしまったの?
どうやらその原因は
リアルワールド、人間界にあるようだ……⁈
真実を確かめる為、いざ人間界へ🚗💨

それでね、バービーひとりで行くつもりが
何故かケンも一緒に行くことに🤭
うん、絶対に何か起こりそうな予感、笑。

そしてそして……
人間界へ到着してからがやっぱり大変だった〜‼︎

人間界は理不尽、男尊女卑、バービーに対しては無理な美の基準を押しつけすぎ、というリアルな声、全てにおいてバービーランドとは正反対、今までの常識を覆され存在自体を否定されてしまう。

初めてだらけを経験したバービーとケンは
それぞれ違う思いを人間界から感じ取り、
それぞれの思いをバービーランドに持ち帰ったのだが、それはバービーランドをどう変えたのか、住民にどんな気付きを与えたのか。
バービーに起きた異変の原因と解決方法も見応えあり、この映画のポイントです💡

私はケンが
「いつもバービー&ケンだ」というセリフが心に残った。
最初からバービーの存在に隠れて、バービーがいなければ自分の存在も無いのでは?と感じていたことに切なくなった。

完璧な必要はない、自分を認めてあげること、
誰にでも存在価値があること、変化を恐れないこと、誰の人生でもない、私の人生を生きる!
そんなメッセージを受け取りました🔥

それに悩みや迷いを抱えている人、
これから何かを始めようとしてる人、
バービー好きな人にはもちろん、単に目で楽しみたい人、全ての人に当てはまるし、勇気を与えてくれる映画です。

とにかく、マーゴット・ロビーの見事なバービーに感激し、人形目線のバービーランド、質感、再現度がパーフェクトで本当に素晴らしかった🩷
かこ

かこ