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『王国』に投稿された感想・評価

一
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2021/2/7
『王国』金井勝
めっぽう観念的だが、物語としては実は一貫している。時間に閉じ込められた男が、学び工夫し、クロノスから時間をスリ抜く話。ただその論理が大胆(乱暴)すぎるだけなのです。何故カルガモのアヌスがガラパゴス島に繋がっているのか。何故アヌスが時間と直結するのか(体内時計?)。それはもう金井ワールドとしか言えないし、この腕ずくのストーリーテリングにこそ感動するのだった。アザラシやイグアナが登場するパートカラーのガラパゴス島ロケシーンにも驚く。エンディングでは本作の主人公・五九(60進法における59を意味する)と、『無人列島』の日出国、『GOOD-BYE』の金井監督、それぞれの顔が暗闇に浮かび、そこへ地球が飛来する。戦後日本の寓話『無人列島』、血を逆流する『GOOD-BYE』、そしてクロノスと闘った『王国』で“微笑う銀河系”三部作は見事に完結。ホントに素晴らしかったです(ベストはもちろん『GOOD-BYE』)。アルトマン『バード・シット』を想起させる鳥博士を演じた大和屋竺の熱演も忘れがたいが、金井監督は今回も自ら火だるまになり身体を張っていた。
『GOOD-BYE』を経て、あまりに抽象的になりすぎた今作については正直好みからは外れるし、やや語られるべき内容以上に語り方の方に過剰に意識が注がれている気がしてしまう。
4.5
「微笑う銀河系・三部作」の三作目。
2023UNDERGROUND CINEMA FESTIVALにて。

先日たまたま金井勝監督が今春に亡くなられたことを知り、思い出し記録。

もうとんでもなくとんでもなかったとしか言いようがない。
時間をテーマにおそらく物凄く作り込まれたストーリーであり、大真面目なのだと思う。
(途中河原で監督自ら火だるまになるあたりからも熱き心が伝わる)

でも理解不能。
時間と格闘する主人公、五九が穴という穴に執着し、挙句、八王子からカルガモの肛門?経由でガラパゴスに辿り着き、時王と対峙する話だ。多分。なんじゃそりゃ。しかも現地ロケ!

途中からストーリーを理解しようとするのは諦めた。
そんなことより映像も演出も面白く、視覚的インパクトも強烈すぎて最高だった。

とりわけガラパゴスに辿り着いた恍惚の微笑を浮かべる真緑のむささび童子がもう、、最高すぎる〜からのラスト、三部作の三人の顔が銀河に浮かび、わっはっはっは!!で終わるの天晴れ。
つまり微笑う銀河系三部作ね。


三部作は王国しか観れてないし、DVDは出回ってないし、劇場でまたやらんかなー、と思っていたら来月京都で三部作上映するとさっき知り、今、嬉しくて震えてる。

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