豚の報いの作品情報・感想・評価

『豚の報い』に投稿された感想・評価

かぶき

かぶきの感想・評価

3.5
奇妙な関係の女3男1がダラダラとウタキを目指すロードムービーのような趣だが、特に何か起きるわけではなく、一見淡々と人物のやり取りがあるだけ。
ただ何かそれぞれ曰くがありそうな匂いはあるし、それが説明されずとも滲み出る演出は上手い。

沖縄のジメッとした空気と、崖や木、空などが溶け込んだ画面は観ていて楽しいし、それがまさに、例えば神様や死者の霊のような見えないモノとの日常的に地続きなのだろうと思う沖縄の精神性も感じさせ、描写力の高さが伺える。

少し長く感じたが、それぞれの役者の演技の細かい演出も高く、ラストに向けて主人公の心に起こる変化がなんとも言えない。

ラストも好き。
ま

まの感想・評価

3.4
「マブイを落とす」初めて知った。

沖縄の、入り込めない濃厚な空気と
4人の謎な関係が合わさって、
ぬめぬめした雰囲気だった。

祖霊神の存在感とか、生きてる人間たちの執着で、人間の臭さが濃い。

大きな起承転結は無くて、ぬるりと窮屈な流れに居心地が悪くなったりしたけど、
この妙な空気はなかなか体験できないなと思った。

島ダコ食べてみたい。
ろく

ろくの感想・評価

3.5
「噂話をしてください。神様は噂話が聞きたくて降りてくるんです」こんな沖縄の土着性を崔洋一が語るのね。

もともと崔洋一は「犬走る」や「月はどっちに出ている」でもわかるように「日本」の中にいる「異人」を語る作家なんだ(崔自身が在日だしね)。そして今回は「沖縄」こそが異人なんだよ。

そしてこの映画、ダルなままだらだらと進む。ここは少しつまらなく感じさせるが実は崔の作戦勝ちなんではないかと思ってしまう。そう、実はこのだらだらこそ崔の語る「沖縄=異人」なんだよ。本来ダルさってのはマイナスなはずなんだけどこの映画に限ってはそこが強みになるんだ。

「ウンタマギルー」が沖縄の強さを見せるとしたら、「夏の妹」が沖縄という思想を語るとしたらこの「豚の報い」は沖縄という弱さ(ヴァルネラビリティ)表現しているんじゃないのかな。

あめくみちこがうんこを漏らしてしまうシーンですらも笑いの中になんとも言えない悲しさまで表出されてしまうんだ。「出てってよ」と変なイントネーションで言うあめくみちこにおかしさと悲しさが同居する。そしてその悲しさこそが崔が語りたかった「沖縄」なんだ。
yudatakeo

yudatakeoの感想・評価

3.5
20年ほど前に観て、面白かったので
また観たいのだが、、、
Blu-rayまたはHD配信待ち
多分その日は来ないだろうね
DVDのアプコンの性能が飛躍的に上がる奇跡を待つ

シカラムータが手がけたサントラが神
にく

にくの感想・評価

3.7
尾籠な話になるので詳細は省きますが、豚肉料理を食べに行く前には見ない方がいいです。
 そこを除けば(全編現地ロケを敢行していることもあり)沖縄の風俗や死生観、豚にまつわる民間信仰、食習慣がよく分かるありがたい映画。崔洋一は『血と骨』でも豚を解体するし、その意味では今村昌平に近い作家かも。
Agigon

Agigonの感想・評価

3.0
いつかな、相当前の夜中にテレビをつけながら、子供の手提げバックを制作中に、たまたまテレビで観た。初めからちょっとエグい感じの映画で見入ってしまった。沖縄の隂の部分がリアル描かれていて、暑苦しい映画だった。そんな映画を見ながら手提げを作ったせいか、手作りのアップリケか犬ではなく、豚みたいな仕上がりに…あれは豚の報いか…。
たー

たーの感想・評価

3.3
小説の存在を教えられ、映画があることを知り観た映画。沖縄の匂いがプンプンする映画。以降、それなり有名になった俳優学習起用されている。久高島がロケ地らしい。
yuma

yumaの感想・評価

-
沖縄の芥川賞作家。

ふーん、映画化してるんだぁ〜〜〜〜〜で、終わっとけばよかった。

本を是非読んでください。
miporinzou

miporinzouの感想・評価

3.0
マブイが落ちる…ということばをどういうふうに使うのかがよくわかる映画でした。

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