さりさり

宮松と山下のさりさりのレビュー・感想・評価

宮松と山下(2022年製作の映画)
4.3
エンディングの不協和音が奏でる音楽。
宮松の頭の中はずっとそんな感じだったんだろう。
でも山下に戻った後の彼の心の中は、その不協和音はもっと激しく響き出したのかもしれない。

切ない話だった。
決して説明調ではない、多くを語らない物語。
でもそれだからこそ、一語一句を聞き逃さないように集中して観る事が出来た。

12年ぶりに吸ったHOPEは、もう少しむせてもいいんじゃないかって思ったけどね。
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