さりさり

旭山動物園物語 ペンギンが空をとぶのさりさりのレビュー・感想・評価

3.7
北海道といえば旭山動物園!ですよね。
全国から大勢の観光客が訪れる魅力いっぱいの観光スポットです。
見どころは、動物たちの生き生きした姿を間近で見られる展示館やイベント。
感動すること間違いなし!です。
私が今一番行ってみたい動物園なのです。(まだ行ってないんかーい!)

過去、経営不振のため閉園にまで追いつめられたことがあるというこの動物園。
それをどうやって再起させたのか。
その奮闘記をドキュメンタリータッチで描く感動物語です。

観る前は、もしかしたらお涙頂戴もの?と思ったんだけど、そんな感じではなかったな。
飼育係を演じていたのが、みんな中堅どころの役者さんたちで、味わい深くてとても良かった。
西田敏行園長を始め、長門裕之さん、柄本明さん、岸部一徳さん、塩見三省さん、六平直政さん。
新人飼育係に中村靖日さん。
彼がいい。
すごくいい。
彼の成長と共に動物園は数々の困難に見舞われます。
不幸な事故もあります。
飼育員同士の葛藤もあります。
でも根底にあるのは動物たちを愛する心。
その情熱が廃園寸前の動物園を救うのです。

実話だと思うととても感動して、思わず涙が浮かんだシーンもありましたが、後半は駆け足で話が進んだ感はありました。
人間ドラマの方に重視を置いたせいか、動物たちが映るシーンが少なかった気がして、ちょっと物足りなかったな。
生まれ変わって行く園の様子も、もっとじっくり見たかったです。

大人たちが子どものように大はしゃぎ出来る動物園なのかな、って思います。
あ〜、行ってみたいなぁ!
誰か一緒に行きませんか? 笑
さりさり

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