イベリー子豚

熊は、いない/ノー・ベアーズのイベリー子豚のレビュー・感想・評価

3.6
「『君は行く先を知らない』のB面」






どこまでも牧歌的な
「自然派ドキュメンタリー」のようで
BGMに頼らない
バッチバチの「社会派地方(?)ノワール」。


とにかく
「スーパー・ハイカロリー」で
「捨て身のストロングスタイル」。


リアリティとフィクションが同時進行する
驚異的な長回しの連続。


淡々として
感情の読めない複雑な表情。


「ただ面白い映画を観たい」なんて甘えは
一切、許してくれません。


「イランの文化」
「監督の現状」


まずは「歴史」を学ばなくては。


無関心や無頓着では
この映画を理解出来ません。


果たして
「熊」とは何なのか。

「正義」「秩序」「風習」「呪い」「自由」


「コカインでお腹いっぱいな【プーさん】」
じゃないとだけは
断言させていただきます。




※疲労時は確実に寝てしまうので
この点数でフィニッシュです。