#twcn
もっと生々しい映画かと思ったら100%エンタメに触れてる映画やった。
先に謝っておきますが、船頭の役で出てる女に手を出しまくる(おいしい)役の東出昌大さんがドチャクソHotでしたね…そういう目で見てごめんなさい。
ごめんなさい。
ずっとそういう目で見てました。
胸がきゅんきゅんしたよ…ありがてえありがてえ。
めちゃくちゃ黒いわけ。日焼けしてて。
てか大きいんだよ…頭いっこ飛び出てるんだよ…
たぶんこれ意図したキャスティング演出やと思うんですけど、瑛太さんとかARATAさんとか身体の大きいひとが物語に(画面に)入ってきたときの説得力が強くて周りの村人は背の低いひとばかりなのね。
まあ昔の日本の田舎が舞台だからそんなに栄養も摂れないし身体が小さいってのは逆にリアルかとは思うのですがそうじゃないひとが目立つ目立つ。
森達也監督と言えばオウム真理教の"A"シリーズや佐村河内さんの"FAKE"ジャーナリストの望月衣塑子さんの"i-新聞記者ドキュメント-"といったドキュメンタリー作品でおなじみ。
"生身の人間の生活を切り取ったのにどこか虚構性を持ち合わせたエンターテイメント"に仕上がる、という印象がありましたが今回は初の劇映画ということで、今までの作品に通づるエンターテイメント性の強い映画になってました。
物語に沿った盛り上げる音楽、手ブレカメラなどは見事に映画的。
アノシーンでの口上や全体の台詞回し、演技などは演劇的。
そういったエンタメ的な持ち味が"上手"に組み合わさっていたのでことが起きる件らへんはニヤニヤしながら観てました。
長いよ…事が起こるまで2時間10分くらいかかってるやんか…そりゃ年配の観客の方はお手洗いに立っちゃうよ…
それより正直しんどかったのは手ブレカメラですね。
地震のシーンじゃなくてね。
なんか揺れるカメラで登場人物の心情を、とかいう演出目的ってわけでもないとこで結構な頻度でカメラが揺れるの。
酔うやんか…桑原カメラマンこういうの多いですよね…なんで揺れてるの…
逆にすごいな!と思ったのは電柱や電線が全然写らないの!
消してるのか写らないように撮影しているのか凄いな!と思いました。
唯一電線が写り込んでたの太秦映画村のロケんときやんか…なんか…ごめんね!
そもそもそんなとこに電線張らすんじゃねえよ!って感じよね…ごめん(京都市民的に)
わたしは被災経験があるので地震のシーンは目を瞑って耐えました。
なのでどんなものが映っていたかはわからないのですがそこまで長くなかったし音だけ聞くぶんにはそんなにしんどくなかったです。
劇映画でもきちんと森達也監督っぽい映画に仕上がっていたのでとても面白かったです!
新