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全身小説家のTSのレビュー・感想・評価

全身小説家(1994年製作の映画)
2.8
短文感想 65点
これは少し微妙でした。原一男監督のドキュメンタリー作品には『ゆきゆきて、神軍』などの傑作もあり、今作もかなり評判が良いです。何故なら今作は最初からその衝撃的な内容を撮るつもりではなかった、つまり偶発的にそれが生じたわけですから。当初、井上光晴という小説家が癌の宣告を受け、そのあと少しの余命を描くというものでありましたが、どんどん違う方向に進んでいきます。しかし、今作は井上光晴という小説家を事前に知っておかないとやや厳しい気もします。おまけに150分超えも中々辛い。またいつか再チャレンジしたいと思います。
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