男の私は女性が好きだし、ダイバーシティと聞いて→多様性→「自分と意見の違う意見も受け入れなきゃな」と思うくらいで特に生活で生きづらさを感じることはありません。
今作を見ても「こんな特殊な性癖もあるんだなー」くらいにしか思わず共感ができませんでした。
ただ、共感できない、理解できないからといって自分の意見や考えを押し付けるのは絶対にしないようにしようと検事の稲垣吾郎を見て感じました。
HEROのキムタクよりも稲垣の検事の方がよりリアリティがありました。あの感情が表に出ないドライな感じが合ってました。
山形での生活が長かった私には地方の閉塞感に共感しました。どこに行っても知ってる誰かがいるかもしれないと思うと息が詰まりました。
田舎のイオンで働くガッキーが妊婦の友だち（？）から結婚を急かすような言葉を言われてる時も「ほっとけ！」と心から思いました。
今作のガッキーはキラキラしてなくて、いい意味で芋っぽい雰囲気がとても良かったです。
こういった役どころは新鮮で今後の出演作が楽しみになりました。
