渋谷ユーロスペースで鑑賞。
ハロウィンの渋谷で観るこのシュチュエーションと映画の内容とのギャップがすごいなと思いつつ、作品で感じた「臭いものにはを蓋する」世の中と渋谷の喧騒が妙にリンクしました。
モデルになった当時の事件を思い出すと介護施設で働いていた私には他人事には思えず、ショックが大きかったです。
もちろん100%否定されるべき出来事ですが、施設で認知症の方や寝たきりの方と接している時に抱いた感情が事件の犯人と近いものではないかと恐ろしくなったのを思い出しました。
今作は自分の暗部を見る覚悟で見たような気がします。
やっぱり見ていてしんどかったです。
「さとくん」は優しいし、ただ自分の正義を実行しているだけで彼なりに理屈が通ってるのでは？と共感しようとしてる自分はヤバいかもと思い、何にしたって気が沈む映画でした。
考えもまとまらないです。
とりあえず
宮沢りえとオダギリジョーが出ている「湯が沸くほどの熱い愛」を観て精神のバランスをとりたいと思います。
