マッコール

笑いのカイブツのマッコールのレビュー・感想・評価

笑いのカイブツ(2023年製作の映画)
3.8
ツチヤタカユキさんについてWikipediaで調べると『オードリーのオールナイトニッポン』の常連投稿者だったことを知りました。
私は今はリスナーですが、当時のツチヤさんの投稿を聞いてみたかったです。

狂ったようにボケを書き続けるツチヤは殺気さえ感じるほど。その分社会性は著しく欠如していて生きづらそう。
何かに突出してる人は生きづらいものなのかと思いました。

ツチヤを演じる岡山天音が凄まじかったです。
常に体調が悪そうで、でも内にあるエネルギーが爆発しそうなのを抑えているような、そんな不安定でヤバい演技が絶妙でした。

ベーコンズはオードリーがモデルだと思うのですが、オードリーと重ねて見てしました。特にボケは春日にしか見えませんでした。
この間まで見ていた「だが、情熱はある」の記憶と混ざって頭がやや混乱しながらの鑑賞になりました。

新年一発目、良い映画でした。