健一

リオ・ブラボーの健一のレビュー・感想・評価

リオ・ブラボー(1959年製作の映画)
3.0
BSで放送していたので録画して深夜に鑑賞。

ジャケットがカッコいい!!
上から見下ろすこの感じ!
変に緊張感が伝わってくるいいジャケ!
名匠ハワード・ホークス監督とジョン・ウェインがタッグを組んだ傑作娯楽ウエスタン。
有名な作品ですが今回初めての鑑賞。

テキサスの町で保安官のチャンスは殺人犯ジョーの身柄を確保。
しかし ジョーの兄バーデットは身柄を移動させぬよう町を封鎖。
チャンスは連邦保安官が来るまでの間 仲間と共にバーデット一味と戦うことになる。
殺しの現場となった酒場からは『皆殺しの唄』の曲が一晩中 流れる。

劇中のシチュエーション的には 一発即発の 撃たれるか 殺られるか 的な状況なハズなのだが なんかグダグダ。
酒飲んで、煙草吸って、お喋りして、女性とイチャついて。
前半は緊張感無く この作品大丈夫? と心配になる。
しまいには保安官事務所でギター片手に歌いだす始末。
後半から 敵の罠にハマってしまったり、新しい仲間が加わったり、サブキャラ達が活躍しだしたりと段々と盛り上がってくる。
ラストの一味との銃撃戦は そこそこ見せてくれるが最後は意外とアッサリ。大興奮って程ではなかった。

先日ジョン・ウェイン主演の「三人の名付親」を観たが ジョン・ウェインはやっぱり保安官!つまり正義の男が良く似合う!
今回も町の治安を第一優先にし 仲間を思いやり 女性にはめっぽう弱いタフガイを存在感タップリに演じている。
共演のディーン・マーティンも一度は酒に溺れるが 立ち直り 依存症からの脱却に苦しみながらも保安官を助ける男を哀愁漂う男の色気ムンムンで好演。
もうひとりの おじいさんは やかまし過ぎる!いつも怒鳴って吠えてる。
ところで「リオ・ブラボー」って何? 町の名前? 何の解説もなかったような。私が見落としたかな?

本作を鑑賞中 ずっと気になっていた事があったのだが、
『この作品一度見てる?』『見てないか。』『いや観てる?』とずっと思いながら鑑賞していた。
鑑賞後 記録を調べたが やはり観ていない。
何かの作品と凄い似ているのだと思う。何の作品と似ているのだろう? 思い出せない!分からない!
凄いモヤモヤする。
どなたか助けてください!


😷コロナパンデミック中に鑑賞😷
健一

健一