グラビティボルト

リオ・ブラボーのグラビティボルトのレビュー・感想・評価

リオ・ブラボー(1959年製作の映画)
4.3
言わずと知れた!な西部劇。
これがなかったら存在しない映画やシーンは沢山あるでしょう。
例えば同じ孤立無援を扱ったシュワのラストスタンドや、この映画の
「靴に泥の着いた刺客を酒屋で炙り出す」を火を使ってエイリアンを炙り出すシーンに置き換えた「物体X」など。
そして多くの作家や客を惹き付けて止まないアクションや展開にも満ちている。
冒頭の颯爽としたジョン・ウェイン登場シーン、敵を視線誘導してからのショットガン投げ渡し、早撃ち、役者達のフォーメーションや敵の動きは引きで処理して味方の格好良さを撮る事に集中する
クレバーさ等計算され尽くした演出に満ちている。
後、「お互いの人質をゆっくり歩かせて交換する」の元祖だと思う。傑作。