Cisaraghi

新婚道中記のCisaraghiのレビュー・感想・評価

新婚道中記(1936年製作の映画)
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ものすごく久しぶりに観たけど、こんな話だったっけ?こんなにオクラホマをバカをしてもいいものなんだろうか?(笑) オクラホマ·シティよりタルサは都会なのか?(※)

アイリーン·ダンさんは、困り顔と笑顔が大変チャーミング。ワンコとニャンコもいい仕事してる。スカートがめくれる場面で、目のやり場に困って視線を落とす紳士たちの気まずさよ(笑) もしかしてあれ、『7年目の浮気』の有名なシーンの元ネタ?ケイリー·グラントは通常運転に見えるが、これ以前の出演作と画期的に違って、このレオ·マッケリーの映画ではアドリブが多用されているらしい。パッツィおばさんの○○○んだ?と、○○○○よ、というセリフもアドリブ?最高なんですけど!

あと、以前観た時は気づかなかったが、ルーシーの服が相当スタイリッシュ。バックスタイルも素敵。妹になりすました時の趣味の悪さとの対比も面白い。あの妹の話し方は、キャサリン·ヘップバーンを真似ているそうだ。

「結婚とは美しいものだ」 大事なことなので4回イイマシタ。原題の『恐ろしい真実』とは?
 

(※)タルサは、州都オクラホマ·シティに次ぐ、オクラホマ第2の都市。オクラホマに都会らしい都会は、オクラホマ·シティとタルサしかない、ということが言いたかったのかも。人口3位以下は、名前も聞いたことのない小都市ばかりだった。
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