Cisaraghi

セールス・ガールの考現学/セールス・ガールのCisaraghiのネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

初モンゴル映画なので、モンゴル語や近代的な都市部の生活の様子などが新鮮だったし、音楽とその使い方もよかった。英語だし、普通に英米圏の音楽なのかと思ったら、モンゴルのバンドらしい。最初は野暮ったかったサロールのファッションが少しずつ変わり、最後はガラッと変身して画学生らしくオシャレになってキレイになってオオーッ!となるのも楽しかった。

でも、孫ほど年の離れたボサッとした若い女の子に、人生や性について一方的に説教するオバサマの気持ちって理解できなくて、下手するとセクハラじゃない?と思ったし、他にもそれは…と感じる部分が何ヵ所もあって、初モンゴル映画なのに残念だけど、この監督苦手。
 
どこが考現学なのかよくわからないし、セールスガールなんて日本語では使わない言葉だが、邦題の付け方が上手く、販促に貢献してると思う。あんな場面はないキービジュアルも同様だけど、許容範囲内かな。

こういうお店の壁って、赤いと決まっているのだろうか?『アメリ』でニノが働いていたお店とソックリだった。
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