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0093 女王陛下の草刈正雄のShokoのレビュー・感想・評価

0093 女王陛下の草刈正雄(2007年製作の映画)
3.5
〖0093 女王陛下の草刈正雄〗(映画/日本/2007)



『二枚目俳優の草刈正雄は誰もが認める大スターだが、実は女王陛下のもとで働く諜報部員、コードナンバー“0093”だった。ある日、IT企業社長の三輪嘉門が盗んだ洗脳信号ディスクを奪回せよとの指令が下る。そんな彼を新聞記者の霧島ハルキが追っていた』

U-NEXTでたまたま見つけてマイリストに入れてそのまま忘れてたんだけどフィルマのフォロワさんが観てて思い出し、今日はさくっと短め映画観たいな〜と思ってマイリスト漁ってたら時間短いのこれしかなかったので観た。
草刈正雄のスパイコメディですが果たして…大丈夫か…


・別にネタバレとかでもないけどワンクッション


・U-NEXT入ってる人ぜったいぜったい観てほしい


・映画史に残したい珍作


たすけて面白すぎる!面白っていうかくだらなっていうか。
なんていうかとにかくしょうもない。もう他になんて言っていいかわからない。
ギャグを無駄に天丼するな。何回レモン汁とバナナの皮出すの。
草刈正雄がやたらといけめんで声もよくて真剣にこんなどうしようもない映画出てるの愛おしい。
あと実の娘が娘役で出てたけど顔似てる!
エンドロールの途中にクイズとかあるし最後の最後まで目が離せない。
エンドロール中みんな動かずに止まってるように見せてるんだけどみんななんとなくぶれるなかで微動だにしない草刈正雄を見て「この人ってなんやかんやすごいんだ…!」って最後に感心してしまった。ずっと演技力の無駄遣いだった。
スローモーションのシーンもみんながなんとなくゆっくり動くっていう雑な作りなのもいいし、なんかもうすごくて…全てが「そんなあ」ってヘナヘナと腰の力が抜ける感じでよかった。疲弊水曜日に観る映画はこういうのでいいんだよ。

(45/おうち映画29)
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