韓国宮廷ものを初めて見た。面白かったです。
先ず宮廷内の医局(に当たるもの)の描写で王一族の権威を見せつける。薬草をすり潰す者、煎じる者、上から下までの大量の薬の棚。この医局に運良く召し上げられた鍼医ギョンスは下っ端ながら鍼の腕が飛び抜けているせいで重用され、王一族に謁見・加療を許され、驚くべき現場に立ち会ってしまう。ギョンスが絶体絶命になる度に事態は有り得なく上手いこと展開するのが「まぁお話だよね」と思いながらも見入ってしまう。初心(うぶ)で生真面目なギョンスはラストではそこそこ名を成した鍼医として登場するのだが、″義の為に悪をなす″的なダークな面構えが必殺仕掛人だった(転職出来そう笑)。
あと、ユ・ヘジンの老け作りも見どころ。
