このレビューはネタバレを含みます
序盤★2.5 中盤★2 終盤★2.5
見どころ
◯“クリスティーナ・リッチ”の子役時代を思わせるようなミーガンの容姿。
◯こういう“デジタル”ものにありがちなオチではあるが、“臭わせ”なラストカットが気持ちいい。
確かに全体的になにかの作品で見た（オマージュ）ようなシーンが多く目新しさはないのだが、逆に言えばツボを押さえた作品になっている。
気になる点
●失敗作から一週間ほどで完成品を作り上げるのが如何にもバカ映画な展開で笑える。
●基本登場人物はヤな奴ばかりで“応援”したくなる要素はあまりない。
●台詞では“メーガン”、字幕では“ミーガン”なんで少し脳が混乱する。
☆総評
最近PS4で“DETROIT BECOME HUMAN”をプレイ（サブスク）しているのでタイムリーな題材だった。
まあデトロイトは『ブレードランナー』よりで、こちらは『ロボコップ』に“チャッキー”よりな作風。
今作の脚本家が参加しているジェームズ・ワン（今作では原案）監督・脚本作『マリグナント』（★2.5）でも思ったのだが、微妙に笑わせにきてるっちゅうか、これぞ正しい“B級映画（B=バカが本来の意）”の在り方ですね。
映画で製作会社“A24”とオープニングに出て来ると感性が合わないので期待値は下がるのだが、
今作を手がける“ブラムハウス”は期待を裏切らず面白い作品を世に送り出す製作・配給会社だと思う。
2024年19本目
