2024年劇場鑑賞34本目
『ミッドナイトスワン』、『全裸監督』、最近だと『サイレントラブ』の内田英治監督のオリジナル脚本を映画化。
土屋太鳳、佐久間大介、金子ノブアキが物語の中心として進んでいく。
題材はマッチングアプリ、出演にsnow man の佐久間さんということで女性の鑑賞者が多いのか少ない座席数もそこそこ人がいて、ロングランしている理由が垣間見えました。
ストーリー的にはすごく丁寧に、分かりやすい程に優しい作りになっていたと思います。
その割には表現描写はそこそこグロいところも見せていくスタイルにファンムービーだけでは終わらせない作り手の気概を感じます。
表現が合っているかは分かりませんが、映画をよく観る人には物足りなく、出演者目当てで観にいく人には充分な（若しくは行き過ぎ？）内容です。
自分は前者のタイプではあるので、サスペンス的要素に関しては序盤であらかた予想できてしまい、盛り上がりには欠けた印象です。
個人的には俳優陣の演技がちょっと過剰過ぎやしないか？と思いながら鑑賞してました。
また展開は唐突、不自然な箇所が何点か…
トムが職場の特殊清掃に輪花を呼び出すのとか有りなの？
部外者をあんな特殊な場所に入れる倫理観を認める輪花にそんなに真面目にこの映画を観なくていいかなと思いましたけど…
アイドルをしている佐久間さんがネットストーカーを演じるというのはなんか皮肉めいたものを感じて面白かったです笑
