スワット

ゴジラxコング 新たなる帝国のスワットのレビュー・感想・評価

3.8
2024年劇場鑑賞48本目 字幕鑑賞
2014年『GODZZILA』から続くハリウッド版ゴジラシリーズの第5弾。
2017年『キングコング 髑髏島の巨神』とのクロスオーバー、もといモンスターバースシリーズとして換算すると第3弾。
監督は前作同様、アダム・ウィンガード。主人公?は前作からのレベッカ・ホール、ケイリー・ホトル、ブライアン・タイリー・ヘンリー。

満を持しての本作ですが、かなりエンタメに振り切った作品でしたね。
予告編が発表された時点で、ゴジラが走る?!事に対して賛否両論があった様に思いますが、実際に鑑賞してみるとそんな事気にならない!笑
序盤から観客を慣らす為にコングの登場シーンや歯のシーンと言った映像としての面白さを充分に並べて、楽しませてくれました。
歯のシーンとかは結構好きです笑
『大怪獣のあとしまつ』という問題作が昔ありましたが笑、こういうシーンを邦画で観たかったんだなぁと模範解答をハリウッドに提示された気がしました。
真面目に馬鹿やる、馬鹿らしく真面目を念頭に進んで行くのが好感度高めでした。

ストーリーはあってないようなもの。特に何か覚えていることはないですが笑、地下空洞の世界の謎について今回新しい情報が出てこなかったのは残念。
次作の布石も特にはなかったので、次は何するつもりなんだと思いましたが…
ポストクレジットもなかったし…
個人的にはもう宇宙行くしかないと勝手に思ってます。スペースゴジラとかガイガンとかの宇宙怪獣やデストロイヤーぐらいしかもう太刀打ち出来そうにないですし笑
てかこんな風に次回作への展望を妄想している時が1番楽しいかも。

今回のボスはさながらチンピラ臭漂うスカーキング。
前作がメカゴジラだったので、ショボく見えてしまったのが正直なところ。
それにシーモ(アンギラスの亜種)がいないと尚更弱そう。
その分クライマックスのやられぶりは満点でしたが笑

それに加えて、CGや撮影ロケーションはかなりこだわっていた様に思うので最後まで飽きずに鑑賞できました。

唯一納得いかなかったのはモスラのデザインかなぁ。
怪獣の可愛さではなく、女性的な可愛さでブラッシュアップされていたので、ハマらない人にはとことんハマらないかも…
というか日本人には合わないかもですね。

とにかく次回3部作の3作品目まで走り切ってもらうことを期待しています。
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