チャチャのパパ

オットーという男のチャチャのパパのレビュー・感想・評価

オットーという男(2022年製作の映画)
4.2
猫可愛いんだから、名前つけてやれよ!

最初からホームセンターでめんどくさい頑固ジジイがやはりロープの長さで揉める。でもあの長さて・・・

どうやらこのオットー爺さん、ボッチで近所の人達もちょっと扱いに困っているのだが、どんな人なのか?が段々と分かってくる。ところが、向かいの家にメキシコ移民の家族が引っ越してきた。この家族、特に奥さんのマリソル。抜群の可愛げ!それと娘達ね。その家族とのやり取りけら次第にオットーの心が和らぐのだが、回想から徐々にオットーのハードな人生が分かって来て・・・

トム・ハンクスが良い意味でクソジジイだった。若い頃のシーンは本当の息子さんらしいが、それも良かった。マリソルの女優さんは初めてだったが、私は以前から主張してる「男は女が思うよりもポッチャリ系が好き」を体現してるその佇まい。それとソーニャがめちゃベッピンさんね。

妻に先立たれ、仕事も無くなり、インターネットも使わないアナログ人間ではあるが、実は近所の人達はとても暖かい事に気づく。数年前に絶交した友人もね。それと猫に優しくできる人は悪い人ではない。

「幸せなひとりぼっち」という映画のリメイクらしいが、そっちも観てみたい。