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マーベル・スタジオ スペシャル・プレゼンテーション:ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー ホリデー・スペシャルのutakoのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

楽しいクリスマス…もみの木を飾り、プレゼントを用意する少年クイル。地球の祭り事なんざ要らん!と、ヨンドゥに一蹴にされた可哀想な過去を持つクイルに、クリスマスサプライズを…!と、始まるガーディアンズのドタバタ劇がとても優しい楽しい、40分強でサクッと観れる一本。

ケヴィン・ベーコンが本人役で登場し『why?』と一瞬忘れてましたが、シリーズ1から採算クイルの憧れの存在として明言されてましたね…"フットルース" のケヴィン。笑 こうした小ネタを拾い上げてくるのはガン監督の真骨頂でしょう。
賑やかに展開していく中、ロケット、ドラックス、ネビュラ、マンティス、グラグリンたちの育まれた絆や、グルートの容姿に感慨深くなったり、見どころがつぶさに詰まったエピソードで、あったかい気持ちにもさせてもらえます。

クイルとヨンドゥのちょっと悲しいクリスマスエピソードにも続きがあり、そのオチのつけ方も大変ニクイものになっていて、短い作品なのにホロリとさせられました。ガーディアンズのこうゆうキャラの描き方がほんと大好きだ。

クイルへのサプライズを提案したのは、2でエゴと共に登場したマンティスなのですが、この真意の裏に新情報。(2製作時点でこのエピソードは既にあったそうですが、あえて挿入を先延ばしにしたそうです)
そしてそして、カーディアンズ3への伏線であろう、かなり唐突で意味深な某キャラのアイテムがさりげに描かれ次作への期待が一気に高まりました。

シリーズ3にしてガーディアンズ最終章は、「ロケットの出生が描かれる」と、2製作後明らかになっています。来年が待ち遠しくて仕方ないです。
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