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バック・ビートのLEOのレビュー・感想・評価

バック・ビート(1993年製作の映画)
4.1
英・リヴァプールの美術学校でジョン・レノンと知り合ったスチュアート・サトクリフは、ジョンからバンド「BEATLES」に誘われベーシストとして加入するが、初めての巡業で向かった独・ハンブルクで女性写真家アストリッド・キルヒャーと出会ったことで画家の道に進むことを決意し、BEATLESを脱退する。
その後、以前から体調不良を訴えていた彼は、1962年4月10日にアストリッドの目の前で発作を起こしこの世を去るという話。

5人目のBEATLESメンバーと言われるスチュアート・サトクリフとアストリッドとの愛情物語、ジョン・レノンとの友情物語をベースに、BEATLESが駆け出しの頃から世に出るまでを描いている話なのだが、驚くのは映画に登場する若き日のメンバーの顔が、各々本人を彷彿させる位似ているということ。
いやぁ、世の中にはソックリさんが3人いるっていうけど、この俳優さん達、きっとBEATLESメンバーにとってのその内の一人に違いない。

ストーリも人間ドラマとして十分見応えあるし、BEATLESファンじゃなくても楽しめる作品だと思う。
全てがカッコイイのに、何でこんなにマイナー作品として扱われているのか不思議だ。
一番最初は劇場での過去鑑賞だったが、自分としては同じく主人公の短い一生を描いている作品の『ボヘミアン・ラプソディ』より好きです。
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