mingo

母と娘のmingoのレビュー・感想・評価

母と娘(1961年製作の映画)
3.9
成沢脚本っぽくないけど「それぞれの場所で生きていても心は繋がってる」的な後半のシリアスさとちゃんと締めるところのそうでないところのメリハリが成沢節かな、川頭義郎の映画にちゃんとなってて愉しかった。台詞の語尾がいちいち可愛すぎる鰐淵晴子に5000点、イモ同級生とつるんでるときリアルでこんな美人いたらどうなっちまうんだ…という謎の心配。月岡夢路の大袈裟な演技と背中で語る佐分利信と相変わらずおせっかいで掻き乱す佐野周二がハーモニー奏でてた。そして「ママ様がいらっしゃいましたよ」と定番のおとぼけボケを連発する浦辺粂子と、スズムシを売る苦学生役の若かりしアニソン四天王佐々木功の優しい台詞と笑顔が染みるね。毎月25日に3000円集金に来ますから!てBARを軽快に飛び出したと思ったらすぐ戻ってきていちいち可愛すぎた…
コップにナプキンで固めて真ん中に10円玉置いて周りをたばこの火で順番に消していくジェンガみたいなゲームやりたいんだが…背景に何度も出てきた「純喫茶コンパル」行きたい!
mingo

mingo