80s 熊xコカイン モンスターパニック
麻薬中毒の熊が襲ってくるっていう今まで聞いたことない超面白そうな組み合わせに惹かれて公開前からずっと気になってた。
犯罪組織によって空から大量のコカインが投棄された森林公園。そこに迷い込んだ子供たち、彼らを探す母とパークレンジャー、例の失われたコカインを探すギャング、それを追う刑事、面倒ごとに巻き込まれたチンピラといったアンサンブルな登場人物が熊と対峙するストーリー。
実話を基にしたと言っときながら実際の熊はコカインを摂取したけどその場でオーバードーズですぐ死んだという話を100倍に脚色しまくったはちゃめちゃな展開に全く緊張感のない登場人物たちのやり取り、一応気軽に観れるバカ映画の感じはするけど、いまいちはまらなかった。何というかフィールド設定その他諸々活かしきれてない。全体的にパターン化された流れもだいぶつまらなくて終盤は特にあと何分で終わるか気になってしょうがなかった。
めっちゃ面白そうなカルト映画的設定を変に2020s な色に染めて綺麗にしすぎたことで残念な仕上がりになってしまった。アナベルとかの方がまだ面白い。80〜00年代に作られてたらそこそこな傑作になってた可能性を感じる。ただ本作をきっかけにコカイン(又はドラッグ)xモンスターのジャンルが新たに作られてる噂が気になる所。
Ripレイリオッタ/ソース:Wikipediaで笑う/ ゴリゴリCG/アイゼイア・ウィットロックjrのshiiiiiiitは聴けなかった/ 音楽だけは80年代
