みちろう

HOUSE ハウスのみちろうのレビュー・感想・評価

HOUSE ハウス(1977年製作の映画)
3.0
そもそもちゃんと完成されてるのか疑問に思うだいぶやりたい放題な映画。

ストーリーはちゃんとあるけど中身がペラペラでこれほどうっすい内容の映画は初めてかもしれない。

一番の特徴は思いついたことをやりまくったような自由でクリエイティブな映像表現。かなり雑なものの、ストップモーション、合成、当時は革新的だったであろう技法を使って面白いアイディアがポンポン映像化されてく。登場人物(素の役者)も観客と同時に映像を観る場面やロバートアルトマンのような複数の会話が交わされる手法とかクオリティ抜きで観ると意外と感心する部分もあったりなかったり。何気に背景の作り込みは上手かった。でも正直言うとやっぱり中身がつまらん!

ニコニコ動画のコメント付きで観るのが一番楽しそう。カルト映画って評価がつけばどんなクオリティでも許されるのずるい。

ゴダイゴ/ピアノ/スイカ/生首/オシャレ/マック/空手/ハァ"ウス~(怖)/シオンタウン思い出すbgm/一瞬映る変な寅さん
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