このレビューはネタバレを含みます
「俺たちにあるのは勇気❗️俺たちは強い❗️」
待望の阪元監督最新作❗️
年一以上のペースだから待望でもないかもしれないけど笑
いや〜〜さすがの安定感
何だろう世界観がしっかり完成されてるし、スケールが広がりすぎない
安易に強大で大勢の敵を出したり、舞台をどこかに移したりせず
前作の延長を懇々と描く
あれもしたい❗️これもしたい❗️とアイデアが無数にストックされているのだろう
長寿シリーズとして大切にしていきたい
そんな思いを感じた
固定ファンは確実についているので、末永くやって欲しい
いつまで追い続けますよ〜
バイオレンスは健在
やはり阪元作品はバイオレンス描写があってなんぼ
冒頭から死体の痙攣が生々しい😱
直接的なゴアより断然嫌かも
川に遺棄された赤木さんのシーン、ドラム缶からはみ出す腕
ゆるーーーい会話劇で油断していたら、ギョッとするシーンが急に示される
手数はなくてもインパクトで抉ってくるのはさすが
前作よりアクション多め？
割合的にはそんなに変わらないかもしれないけど、銀行での二人の息のあったコンビネーションがめちゃくちゃ良かった❗️
そこにあるアイテムを駆使したアクション
何かジャッキー映画を観ているかのよう
受話器を飛び道具にしちゃうアイデア
こういう遊び心が楽しい
着ぐるみアクションは爆笑だし🤣
クライマックスの一騎打ちはさすが
ガンアクションと近接アクションを邦画で観たいのなら、とりあえず阪元作品を観ておけば問題なし❗️と思わせるクオリティ
伊澤さんはもちろんとして、今回ゲストの丞威さんの動きのキレ具合も素晴らしかった
ゆるい会話は鉄板
結局パスタが美味しいスイパラ
わくわく殺し屋保険プラン
舌を見せる人間と見せない人間(『べー。』みたい)
ビジュ爆発、メゾン・マルジェラだね
「殺せども殺せども我が暮らし楽にならず」
『花束みたいな恋をした』引用
「こんな夜更けに死体かよ」
カイジシリーズの世界観オマージュ(骨の髄まで奴隷根性が染み付いてる等)
その辺の誰かが交わしてるだろう日常会話の中で不意に飛び出すスモークグレネード
この溶け合いが良い
盛り上がるクライマックス
闘いの中で敵役二人がどんどん魅力的に映るのはなぜだろう
思わずそちらに肩入れしたくなる
何なら敵役二人にフォーカスしたシーンを前半からもっと多めに取り入れてもらっても良かったかなぁと
ちさとまひろのゆるゆるシーンが多すぎるようにも感じていたので……
とはいえ確実に上がる❗️
そして切ない
ああそれにしても田坂さんが最高❗️
と書き出したらさすがに止まらなくなるので
この辺でやめとこう
国岡とのクロスオーバーはいつになるだろう…
楽しみでならない
