キム・レウォン×イ・ジョンソク共演のパニックアクション。
どれだけチャ・ウヌがイケメンと言われていても(チャ・ウヌも出演してます)、イ・ジョンソクの方が素敵だし、電話の声だけで当てる事ができてしまう独特の声のトーンも素敵なイ・ジョンソク。
そんなジョンソクがこの作品で爆弾魔という悪役を演じるが、電話の場面は韓国版『ハード・ヒット』のようだし、なかなか登場してこないので、CGを使っていないらしい爆発よりも登場が待ち遠しかった。
物語は潜水艦が沈没した事から復讐を企てるというサスペンス要素もあり、爆弾処理場面は緊張したし、高い音に反応して爆発するという仕掛けなので、発動してからわざとらしくも騒音が発生するのだが、とてもハラハラした。
主演のキム・レウォンがずっと軍服を着ているのが謎であったが、スタイルが良いのでとても似合っていたし、後半に潜水艦事故がなぜ起こったのかを描いていくので、物語の背景が理解できた。
死ぬのも地獄だが、生きるのはもっと地獄なのかもしれない。
ラストシーンは最高だったが、悲しい物語だった。
