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海ほおずき
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『海ほおずき』に投稿された感想・評価

BON
3.8
95年度ロカルノ国際映画祭コンペティション部門出品、台湾金馬奨、シンガポール国際映画祭正式招待作品。

演劇界の巨匠・唐十郎がこれまで小説・戯曲で手がけてきたテーマを発展させて脚本を書き下ろし自ら主演。さらに日本映画界の異端児・原田芳雄が出演し、主題歌は中島みゆきを起用。台湾のトップシンガーのタン・ナ、挿入曲にはディック・リー、スタッフ・出演者の半分は台湾から迎え、アジアの一流スタッフが集結した日本・台湾合作の幻想ミステリー。

3階建のドラッグアディクションリハビリセンター、通称ブルーシャトー。

「ファイヤーパワー、一日、一善!
 ファイヤーパワー、一日、一善!」

繰り返し大声を上げながらヤク中のリハビリをする人々の中に、かつて名探偵だった中年男の落ちぶれた姿があった。

久しぶりに女検事から依頼されて、5年前に台湾で失踪した女・真理子を探すため、たった一通の「まってて母さん。私の息を届けます」と書かれた手紙のみを手がかりに男が1人台湾を飛んでいくという物語。

全体的にくすんだイエローの映像に、ゆったりと進んでいくストーリー。街の雑踏、さざなみの音、光る水面、潮風のざわめき、夜の深いブルー、涙が出そうになるほど美しい台湾でのロケ。

もうひとりの「まりこ」と名付けた女との出会いと、台北~台南~高雄と南下していくうちに謎は核心に近づいていき、海で迎えるラストシーン。迷宮のようで、胸がキュッとするラスト。懐かしくて寂しい。

寺山修司との大乱闘や数々の喧嘩、松本俊夫監督の『修羅』(1971)では強烈でじみたキチガイじみた怪演を見せた鬼みたいな唐十郎しか知らなかったので、歳を重ねた彼は哀愁が漂い豊かで心地良かった。
3.6
これもう一回観たいのだが
唐十郎の脚本を林海象が監督した日本=台湾作品。日本人女子大生の台湾失踪事件を題材にしたミステリー。
ユーロスペースにて

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3.5

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配給:

  • 東映
3.4

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