「ペパーミント・キャンディー」式に、イ・チャンドン監督作を、新しい映画から古い順にさかのぼっていき(映画のロケ地にも足を運びながら)、監督を中心にして出演している俳優もコメントを寄せつつ紹介されてい…
>>続きを読むコロナ禍における語りの断絶を起点に彼のキャリアをさかのぼっていく。当時リマスタリングが進められていた監督作品についてだけでなく、小説家だった頃のことや、光州事件の記憶なども話に組み込まれていてよかっ…
>>続きを読む感動。
目に見えないものをどうやって画面に映し出すのかを考え続けるイ・チャンドン。どんな言葉でも語り得ないような作品たちをここまで言葉にしてしまえるボキャブラリー。それが高尚な言葉ではなくて平易なも…
『シークレット・サンシャイン』のソン・ガンホの役は、映画にとってバランスとなる存在。
空にあるものを求め続けていた主人公は、最後に足元にある光を見つける。
役者といっしょに、その役を探していく。役…
韓国の巨匠イチャンドンのドキュメンタリー
「彼の作品は全て見た方が良い」
これは納得のセリフなのだ、そしてそれを遂行した上で、彼が映画に何を託し、映画で何を表現したいのか。『ペパーミント・キャンディ…
このレビューはネタバレを含みます
監督自らここまで赤裸々に解説してくれるとは…イ・チャンドンの作品の中で惹かれる/惹かれない要素が整理できた。特に『バーニング』の存在論にまつわる話はテキストに起こしてほしい、読み返したい。
『グリ…
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