2023年 58本目
予備知識無く鑑賞。
とある家族の休暇(豪邸)から語られる終末論、ブラックコメディとして面白いし、そして怖い。
ネットや他の通信が効かなくなった時、今の我々はどうする?
「そんな事になる訳がない」と言えない様に少しずつ物語の中でディテールを重ねていく巧みさ。
「テスラの車が勝手に暴走するはずがない」はまさかか?
もっと小さい話しだと思って見ていれば、どんどんとんでもない事態になっていく ー そこに何もどうする事も出来ない大人達。
外側から感じていくから、また違ったリアリティが生まれ怖い。
(制作費も押さえれるだろうし、タンカーや鹿、テスラも皆VFXだろうしね)
でも実際にこうなればギャーギャー騒ぐだけで自分も含め、皆何も出来ないだろうなぁ…本当に終わりだろうね。
人間的に嫌な主人公をジュリア・ロバーツが好演。本当にそういう人っぽいもんなぁ。
マハーシャハラ・アリって品がありますねぇ。
こんなチョイ役でもやっぱり必要なケビン・ベーコン。
アメリカの金持ちの何かあった時の地下室(あれを地下室と言っていいのか?)の規模よ…
世界が明日終わるかもしれない…でも少女は連続ドラマの最終話だけが気になってしょうがない(笑)
それでいいのよね。