Netflixオリジナル作品。
オスカー授賞式の前に観ておこうと鑑賞。
今作は主演女優賞と助演女優賞でノミネート。
実話ベース。
60代でキューバ〜フロリダに至るフロリダ海峡を泳いで渡ることに挑戦したスイマー、ダイアナ・ナイアドの自伝の映画化。
スポーツものかつ友情もので、期待した以上の面白さだった。
主演のアネット・ベニングと、ナイアドの親友ボニーを演じるジョディ・フォスターの役作りと演技が素晴らしい。
伴走する船の操縦士バートレット役のリス・エヴァンスの演技も素晴らしかった。
20代の頃失敗したことに60代で再チャレンジするナイアドの強さには脱帽…
そして1人で突っ走りがちだったナイアドが最終的に周囲の支えを実感する物語でもあり、
「いくつになっても人は変われるし日々成長できるんだ」
というメッセージも伝わってきた。
少女時代の主人公のエピソードで性的虐待の描写が直接的ではないものの出てくるので、トラウマがある人は観るなら注意が必要。
そして、天候の悪化や紫外線など、海で泳ぐこと自体が私にとっては怖いし、海の生き物は怖いと改めて思い知らされる作品でもあった。
