さとし

ニモーナのさとしのレビュー・感想・評価

ニモーナ(2023年製作の映画)
4.0
これはなかなか良かったです。

今日のニュースの中で無差別殺人をやった被告が懲役19年の判決を言い渡され専門家にどうすればこういう事件を防げるのかを尋ねたら、もしも辛い思いをしてる人間がいるとしたら周囲の人間があなたは一人ではないんだと声をかけるのがベストだということを言ってました。その通りで実はこの話は今作とも直結すると感じました。よくテレビなんかではこの人は悪いことをしました的なニュースがありますね。大切なのはありのままを受け入れるのではなく疑問を持つのが大事なんだと思います。

これをアニメで表現したのはすごいですね。ニモーナの苦悩は現代を生きる子供たちにはどう映ったのでしょうね。非常に気になります。作画に関しては人によっては好き嫌いはあると思いますね。CG感が独特でピクサーとかとは一線を画す感じでした。文字では表現するのは難しいです。相棒の方のストーリーもいいですね。ゲイなのに隠さない社会はゲイでない私から見てもいいなと思いました。私は字幕で見たんですが、クロエ・グレイス・モレッツとリス アメッドが担当でした個人的には良かったです。二人の化学反応のようなものを感じました。

まあ、色々と考えさせられる内容でした。
良かったです。
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