ナガノヤスユ記

コット、はじまりの夏のナガノヤスユ記のレビュー・感想・評価

コット、はじまりの夏(2022年製作の映画)
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一昨年の釜山国際映画祭で鑑賞。物語のこまかい内容はあまり覚えていない。子どもの視点を描いた映画は数あるけれど、作為的になりすぎないギリギリの、上品なラインのカメラワークだったなというのはなんとなく印象に残ってる。
監督はたしか長編劇映画はこれがデビュー作で、95分尺でこの規模の物語というのも、プロダクションクオリティをキープするための絶妙なラインだよね。題材選び、うまい。
どこか『ケス』っぽさもあり、ゆくゆくはケン・ローチみたいになっていくのかもしれない。