“I can raise myself,thanks“
あらすじに惹かれて、機内で観た一本。
大好きだったママを亡くして、悪友の手を借りながらも上手く周りの大人を躱してひとりで生きようとしていた少女が、別居していた父が突然家に現れたことによって彼女の生活や環境は変わっていく。
ストーリーが進んでいくうちに少しずつ少しずつ2人の関係性がかたちを変えていき、最終的に2人が抱き合っている姿がグッときた。主人公の女の子、自分の力でひとりでなんとかして生きようとしてる姿ががむしゃらなのにふてぶてしくてクールで最高。また彼女を囲んでいる暗い現状と設定の割に、映画は彩度高めなカラフルな色使いで見てる側も暗くなりすぎず、楽しく見れました。
最後の2人でサッカー場から家に帰るシーンが、きっとふたりの日常になるんだろうな。
飛行機が遅延していたおかげで映画のエンドロールまで見れたから、悪い出来事もすべてに悪い影響を及ぼすだけではないんだ〜と思いました。
