“言わなくても伝わると思ってたよ”
高校生のとき、地元のTSUTAYAに探しに行って準新作だったこの映画を借りて見た、という記憶だけが鮮明に残っていた。クリープハイプもレンタルビデオ屋も日常の生活の一部だったあの頃。
そういえば憂燦々のストーリーには続きがあったな、と思い久しぶりにこの映画を視聴しました。
ストーリーの中に出てくるガラケーも持ち運べるCDプレイヤーも懐かしくて愛おしい。ストーリーの中では傷つける、が見たくて再生したけれどやっぱり池松君がめちゃくちゃ演技が上手くて4話目だけ段違いに物語に入り込んでしまった。
彼女がやってみたがっているバイトに関する恐喝も強盗も、彼女を愛した上でその時彼が想像しうる最大限の行動だったんだって池松くんの独白で段階的に分かるのが苦しくて悲しい。言及はないけれど、彼がそうなってしまったその背景も。
良くも悪くも3話目まではクリープハイプのMV集って感じでした。クリープハイプや尾崎さんのことが大好きな人にはきっとたまらない映画ではあると思います。大人になってからまたみれてよかった〜
