カミワザ

ソウルメイトのカミワザのレビュー・感想・評価

ソウルメイト(2023年製作の映画)
4.0
キム・ダミ見たさに、中国原作スルーで鑑賞。

自由奔放なミソと、堅実なハウンは小学生からの大親友。性格も育ってきた環境も違う2人の唯一の共通点は絵を描くのが好きなこと。
この関係が続くと思っていた中、ある人物の登場で2人の気持ちがすれ違っていく。

友達以上、でも家族ではない「ソウルメイト」
絶妙な距離感故に、自身にないものを持っている相手への妬みという想いが大きく、なのにその内を明かせない。
そんなエモくて儚い友情を描いている点が見所。

衝突があっても、どこか相手をリスペクトしている。やがてミソと、ハウンの行動が入れ替わっていく展開も良かった。

本作のキム・ダミは、ミソという活発な役にピッタリな豊かな表情とふり幅でした。
何より彼女もそうですが、韓国の泣き芸につられてしまうといった感情の揺さぶりは流石です。
カミワザ

カミワザ