鑑賞日:2024年2月28日
パンフレット:880円
”約束”を、守るために――!
いやはや、、、
ガイ・リッチー監督がこんなにもハードな戦争映画を作るとは!
かなり意外というか、でも、きっちり作り上げていて、
非常に見応えがありました。
一見、実話っぽいですが、実際のところは、
こういいった”事実”をもとにして作ったフィクションということになります。
主人公のキンリーを演じたジェイク・ギレンホールがかなり良かった!
さらに通訳のアーメッドを演じたダール・サリムも良かったー!!
映画は、2018年3月、キンリー率いる部隊が検問をおこなっていると、突如、車が爆発し、犠牲者が出てしまうシーンから始まります。
キンリーは新たな通訳としてアーメッドを部隊に迎えることに。
彼らの任務はタリバンの弾薬庫の捜索で…
爆発物製造工場が2ヵ所あるという情報が入ってくる。
最初に基地から近い場所に行くことになるが、
部下のハディが偽の情報を言っていることをアーメッドが見抜く。
確認すると、タリバンの待ち伏せがあることが判明。
数日後、基地から遠い2つ目の場所に向かうが…
隠れていたタリバン兵が司令官に連絡し、大量の兵士が送り込まれてきて、
キンリーとアーメッド以外は全滅してしまう。
どうにか逃げだしたキンリーとアーメッドだったが、タリバンの追っ手が迫り…
ついにはキンリーが負傷。
アーメッドが兵士を倒し、負傷したキンリーを連れて、アメリカ軍の基地を目指すのだった…。
今作は二部構成になっていて…
前半はキンリーの負傷で、アーメッドがタリバンの目をかいくぐりながらアメリカ軍の基地を目指す、かなりハラハラドキドキの展開になっています。
キンリーは全く動けないので、アーメッドがその場の機転で、どうにかタリバンをやり過ごしていくのは、観ていて手に汗握りました。
なんだかんだでも、基礎訓練は受けているので、アーメッドも一応は強いのだけど♪
タリバンから逃げるために崖を下りていくシーンは、マーク・ウォルバーグの「ローン・サバイバー」を思い出したり。
後半は、一転、タリバンから懸賞金をかけられてしまったアーメッドを救出にキンリーが向かうという展開に。
アーメッドから云わば”呪い”をかけられたキンリーは、彼の救出を是が非でもおこなうがために行動を開始するのは、かなり胸熱な展開ですよー!
なかなかビザを発行してくれないアメリカ政府って…(汗)
キンリーがアーメッドと再会して、2人が互いにサムズアップする場面は、とても印象的。
もう通じ合っていましたね。
そして、キンリーとアーメッドとその家族を脱出させようとし、タリバン兵と銃撃戦になるワケで…
いやー、もうどうなっちゃうの?どうなっちゃうの?と、こちらもドキドキしまくりでした。
美味しいところを民間警備会社のパーカーが!!!
うんうん!良き良き!!な展開ですぞ!
まさに…
絆…
誓い…
約束…
でしたー!
ま、結末は予想出来ますが、、、
どうなるのかは観てのお楽しみ♪
とりあえず、観て損のない作品だと思います。