【無理なく、怪我なく、安全に】
ジャンル：義務教育推奨案件
きっと、義務教育でも教わったのだと思う。男女の身体は違うのだと。そこまでは覚えている。それによって何が起きて、どういった対応が必要なのかも教わった気がする。しかし、当時は想像に貧していた。毎月それが訪れるとは如何なることなのか、個人差があるとはどういうことなのか。
性差がない凡例に置き換えてみよう。現代社会で生活をするためには、多くの場合において金銭的対価を得る必要がある。それはもしかしたら、私にとってはやりたくないことかもしれないし、誰かにとってはやりたいことをやって報酬を得る行為かもしれない。それが毎日続いていくのだ、気が遠くなるほどの歳月をそれに費やすのだと考えると、前者は気が滅入ってしまいそう。
仕事の場合は、もしかすると場所を変えれば問題を解決できるかもしれないが、女性に付き纏う問題はそうはいかない。生きているだけで、毎月訪れるのだから想像に絶する。
だから、どちらがどうと言うことではなく、他者には他者なりの苦しみがあるということを念頭に置いて生きていく必要があります。他者を完全に理解することは不可能ですから、報われなくとも寄り添い、理解しようとすることが大切なのです。
それぞれの事情で、それぞれのペースがありますから、自分を含めた誰かの一生懸命を否定しない人間になれれば充分だと思うのです。
