良かったとこ バランスが良い
いかにもベン・アフレックが得意そうな中規模予算の映画で、特に何が素晴らしいというわけではなく、バランスが良い。ベタだけどツボを外さない脚本、マット・デイモンとベン・アフレックのいかにもな配役、ヴィオラ・デイヴィスの大物感、「アルゴ」でも見せたビデオ撮影のような映像の質感、映画というよりPVのようなテンポの編集。それらがワンパッケージになっていて、「面白かった」という感想以上でも以下でもない映画。
今となってはこういう大人向けエンタメ映画はむしろ貴重。
ダメだったとこ 80年代アピールがくどい
終盤まで80年代のヒット曲がずっと垂れ流しされるのがクドかった。別に80年代の音楽の映画ではないのに、ジュークボックス・ミュージカルのような雰囲気になっていた。