このレビューはネタバレを含みます
ムーミンの故郷フィンランドが送るバイオレンス・アクション。
第二次大戦終戦間近のフィンランド、敗戦の色濃いナチスが焦土作戦を決行のついでに荒野で出会った爺ちゃんにちょっかい出したら実は「絶対に手を出してはいけない」最強爺ちゃんだった!
基本的に四肢が四散したりフィニッシュブローがオーバーキル気味だったりするので敵であるナチスにちょっと同情する笑笑
ナチスも爺ちゃん追う理由が「ナチスの威厳」とかそんなんじゃなく国に帰ったら間違いなく処刑される(敗戦確定なので)ので爺ちゃんの持ってる金をなんとかぶんどって落ち延びたい!という理由があって執拗以上にちょっかいかけるのにも納得。
無敵か?と言われるとコンスタントにダメージ負ってるし終盤はボコボコにされてるんだけど、よくよく考えると地雷の爆風喰らって(馬が無事じゃない)機関銃の一斉掃射身体中に受けてダイナマイト近距離で喰らって首吊られた挙句ツルハシ一本(!?)で飛行中の飛行機に飛び乗って(ツルハシ便利)から戦闘に入ってるので(対して敵はノーダメージ)不死身というよりもはや怪物笑笑
途中怒りのデスロードっぽくなるところはすごい胸熱展開だし、ナチスにとどめ刺そうとしたところソ連兵がきて、助かったーとか敵が一瞬思うけど爺ちゃんがファイティングポーズとった瞬間「ヤベ、アイツだ(絶望)」ってさっさと逃げてくシーンはなかなか面白い笑笑
まあナチス側はシュトロハイムでも連れてこない限り勝ち目はないわな(シュトロハイム来たとことろで命令違反している彼らがシュトロハイムに処刑されそう。まあシュトロハイムは既にスターリングラードで名誉の戦死を遂げてるわけだけど←)
最後威圧感バリバリで何言うかと思えばそれなの!?という終わりからもまたよし。
実はかなりの寝不足状態で観に行ったのだけど眠気なんかどっかに吹っ飛んでいってしまった。
これは円盤買うわ。