◼︎概要
戦争に疲れた老人は金を採掘していた。彼は金塊を見つけるが、そこにナチスの中隊が通りかかり、見つけた金塊を奪おうとするが…ナチスが相手にしたのは何者なのか。
◼︎感想(ネタバレなし)
"俺が不死身の杉本だぁー!"と叫びそうなフィンランド産のリアルゴールデンカムイ。
シスって死ぬのか死なないのかどっちやねん!ってタイトルですがフィンランド語のようです。
予告などで言われているのですが、単語の意味はこの作品で知ることになるでしょう。
仕事の都合で客先近くに泊まるのが許可出たのでレイトショーで観てきましたが、流石にガラガラで快適に観れました。
笑ってしまうくらいのど迫力アクションにかわいい犬ということがありません。
タランティーノ的でもあり、雄大な大自然が圧巻でもあり映像美が素晴らしかった。
劇場で観れて何よりでした。
◼︎感想(ネタバレあり)
・SISU
ゴールデンカムイの不死身の杉本と土方歳三を足して2で割った化け物のような老人。不死身ではなく"不屈の魂"ということなのだろうか。
再生能力があるとか、特殊な能力はないのか最後までわからなかった。
ナチス目線だとただのホラー、攻撃するたびに強くなって襲いくる呪いのような存在。飛行機乗り込んできた時はもう俺なら泣いて詫びる。
・犬
兎角かわいいけど犬種なんだろう。
酷い目に遭わないといいなとずっと祈ってました。無事にバイクのサイドカーに乗っててほっこり。
・タランティーノチック
女性達の一斉掃射で皆殺しやら、戦車に兵士の屑括りつけて帰還やらはタランティーノなノリ。影響受けているのだろうなぁ。
・総評
むしゃくしゃしたときに観たくなる作品。テイスト的にはノーバディに少し近い気もする。
いずれにしても周りに人がいないをいいことに一人でクスクスしてしまうことが多かった。やっぱりとことんぶっ飛んだ作品に振り切ってるっていいことですね。
平日の夜にいい物が観れて大満足です。