しょうちゃん

ヴァチカンのエクソシストのしょうちゃんのレビュー・感想・評価

ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)
4.2
2023年27本目の劇場鑑賞。
令和218本目の劇場鑑賞。

長年にわたってヴァチカンの正式なエクソシスト(悪魔祓い師)として活躍した実在の神父ガブリエーレ・アモルトの自伝を映画化したホラー・サスペンス。

アモルト神父の実体験を基に、
邪悪な悪魔との壮絶な戦いの記録をスリリングに描く。

名作“エクソシスト”(1973年)から50年後、
新たな“エクソシスト”が公開された。
アモルト神父とは、
1954年に司祭に叙階され、
エクソシストの第一人者として知られたカンディド・アマンティーニ司祭に次ぐ立場となり、
1990年にアマンティーニ氏の後任としてバチカンの「主任エクソシスト」に就任した。
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アモルト神父演じるラッセル・クロウが、
ダニエル・ゾヴァット演じるエスキベル神父と一緒に最強の悪魔に立ち向かうお話。
エクゾシズム(悪霊祓い)の依頼のうちの98%は悪魔以外の原因によるものだそうで、
ただ残りの2%は科学では解明できない何からしい。
冒頭で、
アモルト神父は悪魔を豚に憑依させてその豚を殺すという荒業を見せてくれる。
エクゾシズムを行うには悪魔の名前を知らないとできない。
悪魔は人間の弱みを可視化させて、
エクゾシズムの邪魔をするが、
男性にはおっぱい系の可視化が有効なのが分かってらっしゃる。
本作で、
悪魔に憑依されるのが子供のヘンリーなんだが、
特殊メイクも相まってか、
ヘンリー演じるピーター・デソウザ=フェオニーも強烈な演技を見せてくれる。
悪魔の声は吹き替えだと思うけど。
クライマックスは、
全裸の血まみれの女性が現れたり、
悪魔との壮絶な戦いなど見応えありでした。
悪魔は世界各地に封印させており、
アモルト神父とエスキベル神父で出向き、
エクゾシズムを行っていくという話の流れで幕を閉じたので、
是非とも続編をやってもらいたい。
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