心も体も健康な人が閉鎖病棟に入ったらどうなるのか、、その実験を描いた作品。
閉鎖病棟のタイトで厳格な雰囲気に疑問を投げる主人公、実験も終盤に向かったとき医者に対して「私は健康だ」と訴えるもあなたは自分の精神状況をわかってない、、と取り合ってもらえず。
あるとき仲が良くなった患者と監視員の部屋から水槽を持ち出し風呂で泳がすという正常とは言えない行動をとる。だが彼女はあくまでも健康な人であり違和感はそこまでは感じなかった。
しかし最後主人公が外を出る時恐ろしい現実を知る。
彼女側の視点から描かれていたしかし、気づいたら、、。この描き方はとても面白く新鮮であった。
環境によって人は変わる。ほんとにそうなんだろうと、良くも悪くも。
