車の座席に爆弾が仕掛けられ、犯人からの指示通り走らせなければ同乗した子供たちもろとも吹き飛ばされてしまう。
犯人との連絡の中から手がかりを探しなんとかして脱出する道を探るが……
というストーリーの所謂ワンシチュエーションムービー。
元は2015年のスペイン映画で、ドイツと韓国でリメイクされ今回はその英語版だそう。
10年も経たない間に3回もリメイクするほどの映画とは到底思えなかったが、ワンシチュエーションであるために低予算で作りやすいのだろう。
そのうち日本でもやりそうだ。
幸い元もリメイク版も見たことがなかったので、楽しめなかったわけではない。
車から降りられない状況で追い詰められてゆく緊張感はなかなか良かった。
締め方があんなに雑でなければもっと良い評価になっていたかもしれない。
あの犯人、直接会いに来たのはともかくなんでそのまま車に乗ってしまったのかがあまりに理解不能。
言う通りにしなければ車を爆発させるという唯一にして最大の脅しを自分から潰しにいってどうする。
まして大金を手にしたいという目的ならなおさら犯人自身は生きてないと意味がないのに。
実際そこを突かれて居直られて詰んだわけだし。
お馬鹿。
あのお粗末さでよく他にも爆発テロ起こして捕まらなかったな。
主演がリーアム・ニーソンのおかげであの酷いラストもなんとか耐えることができた。ありがとうニーソン。
