普通、普通ってなんだろう。
少なくともヨンタクは普通ではないような。
年明け最初の映画にするべき作品ではなかった。
大規模な災害が起きたわりに話のスケールは狭いのでイマイチ盛り上がり切らないまま人間の狂気だけを延々と見せられる。
疲れる。
どうせなら他の生き残りグループとの抗争とかあって欲しかったな。
予告を面白そうと思った時点がピークだったのかも。
最初はお前本当にイ・ビョンホンか？ってくらい冴えなかったおじさんが、周りに持ち上げられ続けているうちにシャキっと見慣れたイ・ビョンホンになってゆく様はなかなか面白い。
でもヘウォンへの仕打ちは許さない。許さないよ。
ばあちゃんが日本語を喋っていたのは何を意味していたのだろうか。
いや、別にそこまで深く考えられているような映画でもないか。
スクリーンで韓国映画を見たのはこれが初めて。独特の湿っぽさがあるよね。
