ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語の七月のレビュー・感想・評価

ウェス・アンダーソン作品にカンバーバッチ？へ〜と思いながら観始めたら偏屈な金持ちイギリス人役だとわかりカンバーバッチだな…とニッコリしました。シャーロックのような早口セリフが様になる。

最初からものすごく面白くて引き込まれるというより、絵本が動き出したような映像と、どんなふうに着地するのか全然読めないストーリーが気になっていつの間にか最後まで観てしまう作品でした。かわいい映像の中にうっすらとした不穏（死の気配？）が効いてて好きです。定期的に短編を発表してほしい。