自分のようにハリウッド映画よりフランス映画が肌に合う方って結構多いみたいですね。60代から上の方はフランス映画が日本を席巻していた頃をご存知ですかね。57歳のフランソワ·オゾン監督作品は2023年の2月「すべてうまくいきますように」6月「苦い涙」11月の本作品とハイペースで嬉しい限りです。
女性の参政権さえ無い1930年代のパリを舞台に大物映画プロデューサー殺害の容疑がかけられた女優のタマゴはルームメートの新米弁護士と手を携えて立ち向かう羽目になるのですが····。
若手のキャストにイザベル・ユペールやダニー・ブーン等が脇を固めていて特にこのお二人は最高ですね。ファッションも音楽も美術もエンドロールもタイトルロゴも自分にはたまらないこれぞフランス映画！これぞオゾンの脚本！とため息が出ました。
楽しい楽しいブラックコメディはコンパクトにまとめられやっぱ映画はシネマスコープだよねー！なんて思いながら劇場を後にしました。
