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落下の解剖学のmarucoのレビュー・感想・評価

落下の解剖学(2023年製作の映画)
4.0
本作は、法廷劇である…、
そこかしこでこれを目にした。そんなんでこの映画は自分の能力では無理やと思った。だけど未練が募って今日観てきた。そして観て良かったと想う…、ことにした。
75%はものに出来たんやで。
私自身あらすじはあまり好まない、そしてそこまでの才筆もない。
ので、出来るだけ手短に、
これは初めには正直居眠りした。
だけど徐々に途中からは、この若い熱血漢検事(検察官)の陳述に単純な私はとにかく気持ちが良かった。彼が正義の人に見えた。だけどそこは少し違うんやろなと気付いた。
彼にはきっと某被疑者に対して、
どのような罪名で、
どのような刑罰を科すか、頭にはそれしか無かったんやろうな、と。
最後に
転落した男はほんま可哀相やった
彼は泣いてた。彼はやっぱり無念の自死やったと思う。彼をこの世から自らの手を直接下さずして抹殺したのは紛うこと無き粗悪品のアレやろう。視覚障害の少年そしてワンコ。
この少年にとってやはりどんな親でも親は親…、と言うことなんやろう。

そして今日また素晴らしい表情を魅せてくれるワンコにめぐり逢えた。
ボーダーコリーやと思った。
このワンコは歩く動くたんびに、
必ず『ハァハァ、ハァハァ…』と
言う。そして歩いてる時に香ばしいに決まってる肉球が、床にあたる健気な音がする。この賢く物静かなワンコの声、音、そしてええ匂い…、
彼(多分)はいつもこんなふうに、
控えめにして、味わい深い存在感をそっと示してくれるんやろう。

どんな時も私の心にいてくれる、

やはりこの世で最も犬が好き❣️


評点を加筆修正しました。
ご容赦下さいますように🙏
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