小皿

変な家の小皿のレビュー・感想・評価

変な家(2024年製作の映画)
3.3
観ようかどうしようかと思っていたけれど、みなさんの評価がそんなに高くなく観ない案件にしていたのですが、たまたま行った京都の映画館で、時間的に一番都合が良かったってことで鑑賞しました。
あまり期待していなかったので、その割には楽しめたというかんじです。
モデルになった家は、僕もYouTubeで見ていて、確かに謎の多い家なんですが、これをよくここまで話を広げて映画にしたものだと感心しました。
でも、やっぱりアラがところどころに見られて、そのたびに我に返ってしまうので、物語に没頭できないのは、まぁ想定内でした。
主演の間宮祥太朗は、こんな役にも真面目に演じているのが好印象。佐藤二朗も相変わらずの佐藤二朗なのだけれど、いい味でていました。
川栄李奈はかつてのパンチ力は少しなくなったかな。役柄的にでしょうけれど、存在感が薄かったかなぁ。石坂浩二も高嶋政伸もメイクのせいもあって、エンドロールで出演していたのを知ったぐらいで、結構もったいない使い方をされていた印象です。
細かい辻褄を気にせず、おおらかな気持ちで見れば、それなりに楽しめるかもって作品でした。
それにしても春休み最後の日曜日ということで、中高生と思われる若い人たちで劇場は7、8割埋まっていたので、若者には支持されている作品なのかもしれません。
小皿

小皿